島人参

社会福祉法人 南島会

2016年03月25日 10:02

こんにちは
管理栄養士の上間です


島人参(チデークニ)は

11月~2月頃まで沖縄で収穫される、冬が旬の野菜です。

ごぼうのように細長く、鮮やかな黄色が特徴です。

方言で「チ」は黄、「デークニ」は大根で、黄色い大根と

言う意味ですが、大根ではなく人参です。

ほのかに甘くて肉質は柔らかく、沖縄では汁物や炒め物、

煮物など幅広く利用されています。

沖縄では古くから滋養食として利用されていたようです。


日本中医食養学会の『食物性味表』によると、

・健脾→脾(胃腸)の機能を正常に活動するようにするように鍛える
・滋陰→陰を補うことにより体を潤す働き
・明目→目の疲れ・かすみ等を解消する
・消食→消化器官内にある未消化物を取り除く
・補血→営養を与え、造血機能を促進する働き

があります。


また、カロテンが含まれているため、油と一緒に摂取すると

吸収がよい食材です。

与那原日の出園でも、炒め物や汁物に利用していました。

また来年の島人参の季節には、利用しようと思います(o^^o)




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